関西本線からSLがいなくなったのは、1973年10月1日からでこの9月2日のさよなら伊賀号を含めて数枚加太で撮った写真が、私にとって最後となった。この日以降も行くチャンスはあったが、最後の姿は見たくないとの、強い一念で行かなかった
1973/9/2 関西本線 中在家－加太駅間 貨1792列車 C5866
FUJICA ST801 EBC FUJINON F1.8 55mm FUJI N100
この日を記憶されている方も多いと思う、SL全廃に一か月を切ったこの日
最後の伊賀号が重連で駆け抜けた。たくさんの人が見送った
1973/9/2 関西本線 中在家－加太駅間 D51
FUJICA ST801 EBC FUJINON F1.8 55mm FUJI N100
関西本線からSLが無くなったのは10月1日で、この時点ではまだ走っている
1973/9/2 関西本線 加太駅 D51794
FUJICA ST801 EBC FUJINON F1.8 55mm FUJI N100
加太駅での一コマ。機関士さんが花束を持っている
1973/9/2 関西本線 加太－中在家間駅 DD51
FUJICA ST801 EBC FUJINON F1.8 55mm FUJI N100
すでにこの場所は大勢の撮影者で埋まっている。露払いにDLがやってきた
1973/9/2 関西本線 加太－中在家間駅 D51906+D51940
FUJICA ST801 EBC FUJINON F1.8 55mm FUJI N100
色づいた田んぼの中を、最後の伊賀号が12系の客車を引いて走ってきた
1973/9/2 関西本線 加太－中在家間駅 D51906+D51940
FUJICA ST801 EBC FUJINON F1.8 55mm FUJI N100
夢中でシャッターを切る
1973/9/2 関西本線 加太－中在家間駅 D51906+D51940
FUJICA ST801 EBC FUJINON F1.8 55mm FUJI N100
9月30日の最後は見たくないと決めていたので、これがSL撮影原点の
関西本線との最後の別れであった。1年に満たない短い付き合いであったが
その後、自分の人生に大きな影響を与えてくれた。